塾長挨拶 (H30/2018年度) 50期

塾長挨拶 (H30/2018年度) 50期 「こころよい春の日に」

暖かい春の陽射しが感じられる季節になりました。
皆様にはこの季節に様々な節目を迎えられ希望に満ちた日々となっていることを心からお慶び申し上げます。
当塾は52回目の卒業生を送り出します。

それぞれのお子様が紆余曲折を経て今日を迎えました。
今まで数多くのお子様をお預かりしましたが一人とて同じ子はいなく個性豊かな人材を今年もまた輩出したことになります。送り出す際に思うこと、それは自分を見失うことなく力をつけて、我が道を進め!ということです。

常日頃、子供たちにも立派な変人になれ!と言っています。
面白い!!といって笑う子が多いのですが、もっと大人になった時、立派な変人の存在意義に気づく筈です。
その時、画一的でない生き方もあるのだとか、皆と肩を並べ、肩を組んで生きるもよし!
と心が大きく広がっていることに気づくでしょう。

そのためにはまず基礎となる確かな力をつけることです。
力をつけるとは、学力に加え物事を判断する力、対応して処理する力、実践力を無理なく発揮できるようになることです。

しかもそこには誠実さを伴うことも必須です。この誠実であることが第一優先と私は考えています。
生き方は様々であっても根っこの部分で共感し、幸せに生きる礎はそこにあると思います。
今年去りゆく個性豊かな14名が、あと5年、10年と年月を重ねていく中で、大切なものは何かを感じながら生きてほしいと願っています。

2016年に書きました
「もう少し我慢しよう、もっと志をもって前に出よう、もっと大人のいうことを聴こう、もっと周りあっての(年長者もふくめ)自分だと考えよう、言葉には意味があるのだと認識しよう、もう少し無理を承知の人生を引き受けていこうよ!」
今でもこの考えは変わりません。

その継続は長く続く大きな力になると信じてこの14名を含む生徒たちに第2、第3の親のつもりで成長を見守りたいと思います。見守っていく中で、この子たちの幸せのために一肌脱いで貢献し、真の礎にならんと自分で誓いを立てています。今後ともよろしくご支援の程お願い申し上げます。
今日は天気も良く、塾のお正月でもある合格パーティーに参集いただき有難うございます。
今日のこの場が出会いを生み、深めて、育ちゆく子供たちを共に育てる場になりますように。      

一ツ橋進学塾
塾長:脇本

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