卒業生メッセージ:第5期 山崎さん
プロフィール
昭和34年1月1日生
中央大学杉並高校、中央大学法学部法律学科卒業、㈱大林組入社、東京本社営業部長、
群馬営業所長を経て大林ファシリテイーズ㈱常務取締役に出向中。
インタビュー
Q1、一ツ橋進学塾の思い出は?塾に通って良かったことがあれば教えてください。
半世紀前のことなので記憶が曖昧ですが、同級生の女子(下川、角田)が一ツ橋進学塾に通うことになり、夕刻暗くなると危ないので自分が女子の自宅まで送る役目を仰せつかりました。確か小学校5年生だったと思います。そのうちに女子の母親から山崎君も塾に通えばという話になり、気が付いたら塾生になっていました。
基本、今まで自宅で学習する習慣が無く宿題もほとんどやった記憶がありません。
なので、学校以外で椅子に座って勉強するのが苦痛で隣の子と話したり、いたずら三昧で先生に怒られてました。塾に通っていなければ勉強する習慣が無いまま勉強の仕方もわからず真面な高校に進学できたか、今思うと空恐ろしいです。勉強は嫌いでしたが、犬と猫も居て通うのが嫌になったことは一度もありませんでした。
Q2、受験にどのように向き合いましたか?
正直、あまり褒められない受験生でした。もう少し真剣に受験に取り組むべきでしたが、後の祭りです。ただ、大学受験はもうこりごりと思い付属高校を狙いました。大学受験は経験しませんでしたが、3年間の内申書は結構辛いものがありました。
Q3、勉強を通して学んだこと・苦労したことは何ですか?
勉強をする習慣が無かったので、長時間(1時間以上)勉強するのが苦痛でしかなかったが、習慣とは恐ろしいもので苦痛が次第に和らいでいった。塾で習ったことが学校では当然理解できるので授業に余裕をもって臨むことができたと思う。あの時、塾に通って本当に良かったと思います。
Q4、学生・塾生時代にやって良かった事・やっておけば良かった事はありますか?
スマホや携帯も無い学生時代でしたが、却って濃密な青春時代だったと思います。
大学では体育会自動車部に所属し、今ではパワハラ、モラハラとも言える上下関係に揉まれて人間形成に大いに役立ったと思います。我慢や忍耐が教育から消えてしまった今の若者や社会が残念に思います。学生時代にやっておけばよかった事は、海外一人旅を是非やりたかったです。自由な時間は学生の特権なので自分の眼で世界を観たかったです。
Q5、塾生・父兄へのメッセージをお願いします。
本来塾とは、勉強を教え成績を上げるのが至上な所です。でも一ツ橋進学塾は勉強を教え、成績を上げるだけではありません。集団で活動する際のルール、マナー、協調性、素直さ、正直さ等人間形成にまで踏み込んだ教育を行っています。各家庭で躾けるべきことではありますが、核家族が一般的な世の中では、生徒が教育されることで集団生活での自分の行動に気づき学ぶのです。学校でも教えてくれませんし、少人数の集団だからこそ教育の成果が出やすいと思います。成績の向上だけを求めるのであれば、それをコミットしている大手塾に行くのも一つの手段ですが、成績だけでなく人としても成長を目指すのであれば是非一ツ橋進学塾をお勧めします。
高校受験の塾生が半世紀後の還暦祝いに集まる塾なんて無いと思います。